観光施設における心のバリアフリー認定制度

「観光施設における心のバリアフリー認定制度」は、
バリアフリー対応や情報発信に
積極的に取り組む姿勢のある観光施設を対象として
誰もが訪れやすい観光地を目指す取組を推進するため
創設されました。

認定された観光施設には、
観光庁が定める認定マークが交付されます。

対象の観光施設

以下のいずれかに該当している施設となっています。

1.宿泊施設
 (1)旅館業法(昭和23年法律第138号)上の営業許可を得ている施設
  (2)国家戦略特別区域法(平成25年法律第107号)上の認定を受けている施設
(3)住宅宿泊事業法(平成29年法律第65号)上の届出をしている施設
2.飲食店
(食品衛生法(昭和22年法律第233号)上の営業許可(食品衛生法施行令(昭和28年政令第229号)第35条第1号及び第2号に掲げるものに限る。)を得ている施設)
3.観光案内所
(日本政府観光局から外国人観光案内所の認定を受けている施設等)
4.博物館
(博物館法(昭和26年法律第285号)第2条第1項に規定する博物館及び同法第31条の規定により博物館に相当する施設として指定された施設)

2021年9月に66施設の認定でスタートしてから
2023年10月31日現在で
全国1,248施設
群馬県ではたいらの湯を含め
17施設がこの認定を受けています。

いち早く、この取組に積極的に参加され
全国規模のホテル展開を行なわれているグループには
東急ハーヴェストクラブなどを手掛ける
「東急リゾーツ&ステイ」さん
コンフォートホテルなどを手掛ける
「チョイスホテルズジャパン」さん
などがあります。
群馬では伊香保温泉の
「ホテル松本楼」さんが
スタート時の66施設の中の一つとして
いち早く登録されて
観光庁の「心のバリアフリー体験」
モニターツアー宿泊施設編のYouTubeでも
その様子を見る事ができます。↓↓

https://youtube.com/watch?v=nUTR7wxy0vA%3Frel%3D0

【草津温泉で初の認定施設】

この度「たいらの湯 草津」は

「心のバリアフリー認定施設」として

県内では17施設目
草津温泉地内の
宿泊施設・観光案内施設・飲食店等の中では
初の認定施設となりました。
(スカイランドホテル様と同時期認定)

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心のバリアフリー認定証

このバリアフリーという言葉。
私も当初認識が薄い所も有りました。

「バリアフリー」と一言で言っても、
ただ段差を解消すれば良い
というものでは有りません。

例えば

  • お子様連れのお客様は周囲に気兼ねなく利用できるか?
  • 外国人のお客様が来た時、必要に応じて日本語以外の言語コミュニケーションの対応ができるか?
  • 目の見えない方が来た時、必要な案内を必要に応じて提供出来るか?
  • 車椅子の方が移動する時、その方その方に合わせた情報提供が行えるか?
  • 声の出せない方にコミュニケーションボードを用いて意思疎通を行えるか?
  • 耳の遠い方、聞こえない方に筆談で対応する準備はあるか?

など、様々な「バリアフリー」があります。
全ての方のニーズを用具や設備で解決するには
限界があります。
しかし、ちょっとした気遣いや心遣い
または情報の提供で
困難が解消されることがあります。

群馬県が誰もが気兼ねなく楽しめる旅先として
その存在を皆さんにアピール出来るよう
心のバリアフリーが広く行き渡ると嬉しいです。

今後の更なる拡充をめざして

今後も情報発信を通じ、
より安全で安心な観光地へ

行きたい時に 行きたい場所へ行ける

誰もがそう思えるような
サービスの提供を目指し、行うと共に、
各種団体や行政とも連携をとりながら、
その環境整備や提言に繋げていけたらと
考えています。

今後ますます進んでゆく高齢化で
諦めてしまいがちなお出かけのサポートを
充実させたり、
今まで諦めていた外出ニーズの掘り起こしを
力強く推進してゆく事で
観光振興にも大きく寄与するものと考えます。

当事者の意向を伺い、体験や経験を学ばせて頂いたり基本的な理解へ向けた学習の機会を持っていく事で
より良い観光地、誰もが楽しめる群馬に向けて
その一助となるよう努めてまいります。

たいらの湯は

〜かけがえのない時間を
 気兼ねなくあなたと〜

をモットーとし
草津温泉で初の心のバリアフリー認定を受けた
群馬県初の旅行介助士研修を修了した
介護福祉士が営む
バリアフリーな小さな貸別荘です。

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旅行介助士研修修了証と国内旅程管理研修修了証

皆様のご利用を
お待ちしております。

R5.10.1

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